梅雨から夏にかけては一年で一番湿気が多いので、いつの間にかあちらこちらにカビが発生していることがあります。
特に、普段あまり風通しが行き届きにくいタンスや押し入れはカビの温床になることが・・・・
せっかくきれいにお洗濯した洋服や、お日様に干したお布団がカビの胞子にまみれているってこともあり得るのです。
カビはアレルギーや病気の原因にもなるので、機会を見つけてしっかりと退治したいものです。
そこで今回はカビのお掃除について、ご紹介させていただきます。
秋雨シーズンが終わり、からっとした秋晴れの日にぜひチャレンジしてみてください。
【用意するもの】
マスク(ほこりやカビを吸い込まないため)
掃除機
逆性石鹸液または消毒用エタノールまたは塩素系漂白剤
(絶対に混ぜてはいけません)
雑巾
ゴム手袋
汚れてもいい服装 など
【注意すること】
見えないほこりやカビが飛び散ることが予想されますので、お子様はお掃除の間は別のお部屋で待機していただくなど、ご家族に協力してもらってください。
特に喘息などアレルギーの持病のある方は、念のため主治医に相談するなど十分気を付けてください。
お掃除が終わった後は、しばらく窓を開けて換気を行ってください。
それでは手順です。
タンスや押し入れの中のものをすべて出す。
その際はカビチェックをし、カビの臭いがするものは、洗濯できるものは洗濯し、布団など洗濯ができないものは天日干しにします。
できるだけカビの胞子をまき散らさないために、すぐに洗濯できないものはビニール袋に入れるなど工夫してください。
掃除機で掃除する。
まずは掃除機でほこりやカビを掃除します。
いきなり拭き掃除を始めると、ほこりやカビが木目に入り込んでしまい、かえって取りにくくなってしまいますので丁寧に吸い込みます。
逆性石鹸液または消毒用エタノールでふき取る。(または塩素系漂白剤)
逆性石鹸や消毒用エタノールは除菌の効果があり、ドラッグストアなどで売っています。
霧吹きで吹きかけて雑巾で拭きます。
ただ、逆性石鹸や消毒用エタノールはついてしまったカビのシミをきれいに落とすことはできないので、汚れをキレイにしたい方は塩素系漂白剤を使います。
(薬品類は絶対に混ぜないでください)
※無水エタノールは除菌効果がないため、アルコール分が75%~80%になるように水で薄めて使用してください。
※消毒用エタノールは、合成樹脂製品や塗装などの一部の素材には適さない場合があります。火気厳禁です。
※塩素系漂白剤は色落ちや化学変化する場合がありますので、素材には十分に気を付けてください。
※お風呂用のカビ用洗剤は強すぎるので、部屋用にはお勧めしません。
お掃除した後は、すのこや防カビシートなどを上手に利用して、出したものを元の場所に戻す時にはできるだけ洗濯するなり綺麗な状態にして、押し入れ棚なども拭けるものは拭いてから戻しましょう。
収納は、詰めすぎないのが湿気を防ぐ最大のコツですよ。
最後に、しっかりと換気をしてくださいね。
いかがでしょうか。
キレイになりましたか?
だけど、どんなに頑張ってもどうしても取れなくなってしまったら・・・
そんな時はぜひ私共にお任せくださいませ(*^_^*)